potted_plant 小説サイトの作り方のヒント(HTML/CSS)

HTML/CSSで小説サイトを作る際の一例をご紹介します。
(※★~★の部分は必ず変更してください。そのままだと上手く表示されません)

done_outline HTMLページの作り方

html

<html lang="ja">
<head>
<meta charset="utf-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width,initial-scale=1.0">
<title>★ここにタイトル★</title>
<link rel="stylesheet" href="★使用するCSSのURL★">
</head>
<body>
★ページの内容★
</body>
</html>
メモ帳などのテキストエディタで空のページを開き、こちらのソースコードをコピペして★~★の部分を書き換え、「.html」の拡張子を末尾につけた任意の半角英数字(例:novel.html)で『名前を付けて保存』すれば、HTMLのページができます。
※CSSがない場合は、とりあえずメモ帳などのテキストエディタで空のページを新しく開き、「.css」の拡張子を末尾につけた任意の半角英数字(例:novel.css)で『名前を付けて保存』して作成してください。あとでCSSを記述したら、上書き保存してください。CSSの書き方は、こちらのページでいろいろ紹介しています。

html

<meta name="robots" content="noindex,nofollow,noarchive,noimageindex">
検索避けをしたい場合は、↑こちらを<meta charset="utf-8">の下に入れてください。

トップページ(index.html)について
Webサイトのトップページは、index.html(またはindex.htm)というファイル名で作ります。
index.htmlを省略したURLでも、そのページにアクセスできるからです。
たとえば、当サイトはhttps://maplen.sakura.ne.jp/app/がトップページです。
このページのファイル名はindex.htmlです。
https://maplen.sakura.ne.jp/app/でも、https://maplen.sakura.ne.jp/app/index.htmlでも、どちらのURLでも同じページを開くことができます。

CSSを更新する時
CSSファイルを書き換えてサーバーにアップロードしても、すぐにはWebサイトに反映されないことがあります。
HTMLのページに書いたCSSのURLの末尾に半角の「?」をつけて、その後に更新日時の半角数字などを記入しておくと、HTMLのページを開いた時に更新したCSSを読みこむのでデザインが崩れてしまうのを防げます。

たとえば、CSSのファイル名がsample.cssの場合、

html

<link rel="stylesheet" href="sample.css?20231029">
のように記入します。
日付の部分は、任意の半角英数字に変更しても構いません。
(以前使ったことのある半角英数字だと、古いCSSが読みこまれてしまう場合があるので、更新日時がおすすめです)

done_outline HTMLタグとCSSの紹介

こちらで紹介するHTMLタグは、<body>と</body>の間に記述してください。

改行

html

<br>
文章の末尾に<br>を入れると改行されます。

html

<p>★ここに文章★</p>
文章をこちらの段落タグで挟んで、上下に余白をとる方法もあります。
border_colorこちらで、文章に改行タグを自動で挿入できます。ぜひご利用ください。

ルビ(ふりがな)
Webページでは、言葉ことばのようにルビを振ることができます。

html

<ruby><rb>★ルビを振りたい言葉★</rb><rp>(</rp><rt>★ルビ★</rt><rp>)</rp></ruby>
このようにHTMLタグを書きます。
border_colorこちらで、文章にルビタグを簡単に挿入できます。ぜひご利用ください。

html

<a href="★移動先のURL★">★ここに文字★</a>
こちらのHTMLタグでリンクが貼れます。

このように移動先のHTMLファイルが同じフォルダ内にある場合、
├─index.html
└─menu.html
index.htmlからmenu.htmlにリンクを貼るなら、★移動先のURL★はmenu.htmlになります。

このように移動先のHTMLファイルが別のフォルダにある場合、
├─menu.html
└─novel(フォルダ)
  └─1.html
menu.htmlからnovelというフォルダの中の1.htmlにリンクを貼るなら、★移動先のURL★にnovel/1.htmlと記述してください。
逆に、1.htmlからmenu.htmlにリンクを貼る場合、★移動先のURL★は../menu.htmlになります。

↓外部サイトへのリンクなど、新しいタブで開きたい時はこちら

html

<a href="★開きたいURL★" target="_blank" rel="noopener noreferrer">★ここに文字★</a>

文字サイズ変更
ページ全体の文字サイズを変更する場合、

css

body{
font-size:★任意の半角数字★%;
}
とCSSに記述します。(HTMLタグは記述しなくてOKです)

一部の文字サイズを変更する場合、まずはこちらをCSSに記述します。

css

.big{
font-size:★任意の半角数字★%;
}
bigの部分は、任意の半角英数字で自由に名前をつけてください。

html

<span class="big">★サイズを変えたい文字★</span>
こうしたHTMLタグで、文字サイズを変更できます。
文字サイズ130%のサンプル

文字色変更
ページ全体の文字色を変更する場合、

css

body{
color:★カラーコード★;
}
とCSSに記述します。(HTMLタグは記述しなくてOKです)
★カラーコード★の部分には、お好きな色を設定してください。
↓こちらで色を選んでボタンを押すと、カラーコードは調べられますpalette
 


文字サイズでbodyのCSSを記述していた場合、

css

body{
font-size:★任意の半角数字★%;
color:★カラーコード★;
}
というふうに、まとめられます。

一部の文字色だけ変更する場合のCSSとHTMLタグはこちら。

css

.red{
color:#ff0000;
}
redの部分は、任意の半角英数字で自由に名前をつけてください。
#ff0000の部分は、お好きな色に変更してください。

html

<span class="red">★色を変えたい文字★</span>
こんな感じで色を変更できます。

いろんな色を使いたい場合、このように並べてCSSを書けばOKです。

css

.red{
color:#ff0000;
}
.blue{
color:#0000ff;
}
HTMLタグの記述例と表示結果↓

html

<span class="red">赤</span>と<span class="blue">青</span>


背景色変更

css

body{
background-color:★カラーコード★;
}
このようにCSSを記述すれば、そのページの背景色が変わります。
★カラーコード★の部分には、お好きな色を設定してください。
↓こちらで色を選んでボタンを押すと、カラーコードは調べられますpalette
 


リンク色変更

css

a:link{
color:★カラーコード(リンク先にアクセスしたことがない場合の色)★;
}
a:visited{
color:★カラーコード(リンク先にアクセスしたことがある場合の色)★;
}
a:hover{
color:★カラーコード(マウスカーソルが乗っている時の色)★;
}
a:active{
color:★カラーコード(クリック中の色)★;
}
リンクの下線を消す場合は、color:★カラーコード★;の下に、text-decoration:none;を入れてください。
背景色をつけたい場合は、background-color:★カラーコード★;を入れてください。
★カラーコード★の部分は、お好きな色を設定してください。

行間の設定

css

body{
line-height:★任意の半角数字★%;
}
どのくらい行間を開けるのか、CSSで設定できます。
100%より大きい数字だと、行と行の間に余白ができます。
(このページは、250%に設定されています)

見出し

html

<h1>★見出し★</h1>
見出し用のHTMLタグです。文字が太字になります。
h1からh6まであり、文字サイズが少しずつ違います。
(それぞれ設定をすれば、文字サイズなどのデザインを変更できます)

文章の配置
ページ内のすべての文章を中央寄せする場合、

css

body{
text-align:center;
}
とCSSに記述します。(HTMLタグは記述しなくてOKです)

一部の文章を中央寄せにする場合のCSSとHTMLはこちら。

css

.center{
text-align:center;
}
(.centerのcenterは、別の半角英数字の名前でも構いません)

html

<div class="center">★中央に表示したい文章★</div>
こんなふうに中央に表示できます。

右寄せしたい場合は、CSSのtext-align:の後をrightに、左寄せの場合はleftにします。

css

.right{
text-align:right;
}
.left{
text-align:left;
}

html

<div class="right">右寄せ</div>
<div class="left">左寄せ</div>
右寄せ
左寄せ

小説の上下左右に余白をとる

css

.novel{
margin:★任意の半角数字(上下の余白)★px auto;
width:★任意の半角数字(小説の横幅)★%;
}
novelのところは任意の半角英数字で構いません。

html

<div class="novel">★ここに小説の文章を入れる★</div>

パソコンとスマホで横幅を変えたい場合はこちら。

css

.novel{
margin:★任意の半角数字(上下の余白)★px auto;
width:★任意の半角数字(パソコンで表示する時の横幅)★%;
}
@media only screen and (max-width:768px){
.novel{
width:★任意の半角数字(スマホで表示する時の横幅)★%;
}}
記述例と表示確認は、小説ページのHTML/CSSサンプルをご覧ください。
こちらのCSSの記述の仕方は、他の部分でも使えます。

css

★設定したいところ★{
★パソコン用の設定★
}
@media only screen and (max-width:768px){
★設定したいところ★{
★スマホ用の設定★
}}
スマホ対応サイトを作る際にご活用ください。

Webフォント(Google Fonts)
Webフォントを利用すると、フォントの種類を変更できます。
フリーフォントのGoogle Fontsは簡単に利用できるので、使い方をご紹介します。

まず、こちらのGoogle Fontsのページにアクセスして、使いたいフォントを選びます。
add_circleでフォントを選ぶと、@import(<link>と@importのどちらかを選べるので、@importを選択します)やfont-familyと書かれたものが表示されるので、そちらを確認します。(表示されない場合は、右上のアイコンを押すと表示されます)

@importの方は、<style>と</style>の間に書かれているものを、CSSにコピー&ペーストします。
font-familyの方は、CSSのbody{}の中にコピー&ペーストすると、HTMLのページ全体のフォントが変わります。

たとえば、「Yusei Magic」をページ全体で使いたい場合、このようにCSSを記述します。

css

@import url('https://fonts.googleapis.com/css2?family=Yusei+Magic&display=swap');
body{
font-family: 'Yusei Magic', sans-serif;
}

spanタグなどを使うと、このように部分的にフォントを変更できます。

css

.font1{
font-family: 'Yusei Magic', sans-serif;
}
font1のところは、任意の半角英数字で自由に名前をつけてください。

html

<span class="font1">★フォントを変更したい文字★</span>

done_outline 小説ページのHTML/CSSサンプル

CSS(sample.css)

css

@import url('https://fonts.googleapis.com/css2?family=Noto+Sans+JP&family=Rampart+One&display=swap');
body{
background-color:#d0eed1;
color:#4d504d;
line-height:200%;
font-size:95%;
font-family: 'Noto Sans JP', sans-serif;
}
a:link{
color:#19522c;
}
a:visited{
color:#05160b;
}
a:hover{
color:#395e46;
background-color:#76aa88;
text-decoration:none;
}
a:active{
color:#395e46;
}
.center{
text-align:center;
}
.dai{
font-size:200%;
text-align:center;
font-family: 'Rampart One', sans-serif;
}
.blue{
color:#3374b1;
}
.novel{
margin:80px auto;
width:60%;
}
@media only screen and (max-width:768px){
.novel{
width:90%;
}}
HTMLタグ(sample.html)

html

<html lang="ja">
<head>
<meta charset="utf-8">
<meta name="viewport" content="width=device-width,initial-scale=1.0">
<title>小説ページのサンプル</title>
<link rel="stylesheet" href="sample.css">
</head>
<body>
<div class="novel">
<h1 class="dai">小説の<span class="blue">タイトル</span></h1>
<br>
<br>
★小説本文(中略)★<br>
<br>
<br>
<div class="center"><a href="hint.html">戻る</a></div>
</div>
</body>
</html>
サンプルページ
こちら(新しいタブで開きます)

home MENU